月: 2025年4月

世界45か国を観てきた行政書士が作りたいBCP(事業継続計画)⑨ 東アジアが抱える難問

2010年3月、私は1週間の日程で中国を視察しました。経済における友好親善使節団に入ることができたからです。当時の中国は、まだ名目GDPで世界第2位ではなかったと記憶しています。 初めて訪れた北京市は、その広大さに圧倒さ

お花見事情 屋外で自由に飲酒できる幸せ

都内ではソメイヨシノが満開を迎え、お花見シーズン真っ盛りです。素晴らしい日本を一番感じることができる時かもしれません。短い間だからこそ価値があります。海外駐在中は、桜を愛でることができる時期に日本にいることはほぼなかった

元銀行マンの行政書士が作りたいBCP(事業継続計画)③ トランプ関税 カントリーリスクの新常態 

海外への投資や輸出を始める際に、相手国の国としてのリスクを見極める必要があります。ざっくり言ってしまうと、先進国は国としてのリスクが低く、新興国は高い、ということになります。 国としてのリスクとは、その国の財政状態(国債

世界45か国を観てきた行政書士が作りたい BCP(事業継続計画)⑧ シンガポールみたいな中野

渋谷の道玄坂を登り切って、さらに徒歩5~6分の場所に東京都行政書士会があります。仕事柄しばしば訪れます。渋谷の町をおじさんが歩くと悪目立ちしてしまうというか、異物感をまき散らしているというか、もちろん私のことなど誰も興味

内閣府 南海トラフ地震の被害想定

2025年3月31日、内閣府は南海トラフ地震の被害想定をアップデートしました。いくつかの想定シナリオによって数値は異なりますが、最大で死者29.8万人、全壊及び焼失棟数235万棟という数字はショッキングです。災害弔慰金法