29年間勤めた銀行には、今も本当に感謝しています。いろいろな仕事を経験させてもらい、今の私があります。
正直銀行員としてわが身を振り返ると、残念ながらいまでいうシゴデキ社員ではありませんでしたが、上司、先輩、同期はいうまでもなく、後輩であっても、「自分は絶対この人には敵わない」と思う人が職場にはたくさんいました。そんなシゴデキの人たちにはある共通点がありました。
それは「自分に求められていることを極めて客観的かつ正確に理解していて、なおかつ、その期待値を上回るための努力と工夫がずば抜けている。そして仕事に対して常に謙虚である。」という点です。ちなみに、シゴデキの人たちからは寝不足自慢など一度も聞いたことがありませんでしたし、シゴデキの人こそ、いつも謙虚に反省していました。一方私は「疲れた。今日も眠くて仕方ない。」等とボヤいてばかりいたことをお恥ずかしながら思い出します。
僭越ながら、自分がなぜ評価されないのかよくわからないときもありました。しかし「自分がなぜ評価されないのかよくわからないことそれ自体」が、自分が評価されない最大の根本的要因であったのです。