カテゴリー: 中小企業経営支援

世界45か国を観てきた行政書士が作りたいBCP(事業継続計画)⑩ コスタリカで見たリアルな火山活動と富士山

20年近く前、当時住んでいたメキシコから中米コスタリカへ旅行しました。コスタリカ観光のハイライトは、アレナル火山の活動をホテルから眺めながらの夕食でした。近くには川がそのまま温泉になっているリゾートもありました。夜になる

BCP(事業継続計画)~東日本大震災直後から平常運行していた地下鉄丸ノ内線の特徴は? 

拙宅は地下鉄丸ノ内線の某駅を最寄り駅としています。この沿線に暮らす決め手になったのは、東日本大震災の直後から、丸ノ内線がほぼ平常運転していたからでした。震災発生当時は別の沿線(当時勤めていた会社までは私鉄と地下鉄をターミ

災害応急対応が求められる建設業のICT化促進に新たな補助金(4月17日~5月30日)

近年の災害激甚化・頻発化を受けた施策で、応急復旧対応に従事する作業員の安全をICT技術活用によって確保することと、(他業種に比べて高年齢化が進む)建設作業員のICT技術習得促進とを企図する補助金です。正式名称は ”建設市

元銀行マンが作りたいBCP(事業継続計画)④ トランプ関税は続く 

狙い通りだったのか、市場が大荒れになったことで慌ててしまったのか?真意不明ですが、トランプ大統領が中国を除いて追加関税の適用を90日間延期しました。世界中を振り回すだけ振り回しておいていざというときに寸止めすると、なぜだ

世界45か国を観てきた行政書士が作りたいBCP(事業継続計画)⑨ 東アジアが抱える難問

2010年3月、私は1週間の日程で中国を視察しました。経済における友好親善使節団に入ることができたからです。当時の中国は、まだ名目GDPで世界第2位ではなかったと記憶しています。 初めて訪れた北京市は、その広大さに圧倒さ

元銀行マンの行政書士が作りたいBCP(事業継続計画)③ トランプ関税 カントリーリスクの新常態 

海外への投資や輸出を始める際に、相手国の国としてのリスクを見極める必要があります。ざっくり言ってしまうと、先進国は国としてのリスクが低く、新興国は高い、ということになります。 国としてのリスクとは、その国の財政状態(国債