自宅周辺にホテルはありませんが、最近民パッカーをたくさん見ます。自宅周辺は大きなスーツケースを抱えたインバウンド旅行者が歩くような場所ではないので、民パッカーなのだと推測しています。
「民泊=住宅宿泊事業とは 旅館業法第3条の2第1項に規定する営業者以外の者が宿泊料を受けて住宅に人を宿泊させる事業であって、人を宿泊させる日数が1年間で180日を超えないものをいいます。」
具体的な住宅宿泊事業者の業務は主に以下6つです。
1.宿泊者の衛生の確保
2.宿泊者の安全の確保
3.外国人観光旅客である宿泊者の快適性及び利便性の確保
4.宿泊者名簿の備付け等
5.周辺地域の生活環境への悪影響の防止に関し必要な事項の説明
6.苦情等への対応
「住宅宿泊事業者は、次のいずれかに該当する場合は、住宅宿泊管理業務(注:上記業務)を住宅宿泊管理業者に委託する必要があります。
1.届出住宅の居室の数が、5を超える場合
2.届出住宅に人を宿泊させる間、不在となる場合」
例外もありますが、要するに自分がいないときだけ民泊として貸す場合には、その管理を外部委託する必要があるということです。そして定期的に都道府県知事等へ(人を宿泊させた日数や国籍別宿泊者数の内訳等を)報告する義務があります。民泊は個人で安易にはできないルールだと考えておいた方が無難です。
民泊制度ポータルサイトを見る限り、5月15日現在の日本全国での届出住宅数は31,863件(届出件数50,746―事業廃止件数18,883)でうち特別区(東京23区)の届出住宅数は13,029件で40.8%を占めています。足許中野区には届出住宅数が330あります。
2025年2月1日から3月31日までの期間で見ると、全宿泊者数は465千人で56.5%が外国籍となっています。。国籍で見ると、中国約41千人(15.5%)、韓国約37千人(14.2%)、米国約30千人(11.6%)などとなっています。
<参照サイト>
https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/business/host/construction_situation.html