もうすぐ開業して1年になりますが、この1年間、多くの同業者の方々にお目にかかりました。前職では、良くも悪くも、人的均質性が要求された(属人的にならない、いい意味での取り換え可能性が重要)ので、行政書士の多様性、個性の強さに日々驚いています。
それぞれの人生のストーリーがあって、そのストーリーの延長線上に、行政書士として目指すもの、ことが、おありなんですね。私もその一人として認めてもらえるよう、Hopefully 。
行政書士という仕事を知ったのはそれほど昔のことではありません。せいぜい10年くらい前です。そしてその時、自分がいつかその仕事に就くとは夢にも思いませんでしたから、人生は分からないものだとつくづく思います。
新卒で就職した会社に29年も勤めると、なかなか抜け出せない思考的クセというか、頭のルーティンがあります。おそらくそれは一定期間組織に属した人の誰もが持つものであり、ここまでくるとほとんど気質になっているかもしれません。
しかし、仕事のタイプは違っても、仕事で大事なことはおそらくどの仕事も同じなのだろうということにも最近気が付きました。私は一度転職に失敗し(一身上の都合で8か月で退職)、いろいろな人に迷惑をかけてしまったことがありますが、いまとなっては、それもいい経験だったと思えるようになりました。わずか8か月でも、学びがたくさんありました。
その会社を辞めることが決まったあとで見つけた行政書士の勉強でした。退職から試験合格、登録までのちょうど500日は、それまでの約30年の自分のワークスタイル、ライフスタイルをリセットする良い時間だったはずですが、結局いまも、かつての仕事の組み立て方に依存しているあたり、三つ子の魂百までを実践しているなあと思います。
人的均質性が要求される環境に長く属していたこと自体が、逆説的ですが私の個性である、と整理します。